第一回 TERADA 賞
~ドイツ連邦共和国 ~

●  特設会場Japanese Young Artist Group
審査対象アーティストの全参加作品は、2016年9月14日から18日までベルリンで開催されたベルリン現代美術の最大のアートフェア「ベルリナーリステ2016」の特設会場Japanese Young Artist Group(600㎡)で展示されました。

ベルリナーリステは、絵画、彫刻、グラフィックアート、インスタレーション、写真、ビデオアートと多岐にわたる展示内容を誇っており、毎年9月に9万人を超える芸術関係者や美術愛好家を魅了するベルリン・アートウィークの期間中に開催されています。審査対象アーティストの参加作品全ては、1万人以上の来場者から観覧され、作品販売、顧客獲得、ギャラリーとのコンタクトなどの成果を上げました。またアートフェア終了後も様々な問い合わせが来ています。

授賞式
 2016年9月16日 金曜日18時
 コンテンポラリーアートフェア Berliner Liste 2016会場
 クラフトヴェルク ベルリン ドイツ

 

御来賓
 在ドイツ日本国大使館 岩間公典公使 
 ベルリン日独センター 坂戸勝副事務総長
 共益法人独日協会ベルリン 溝延-シュルツ輝恵理事

 

👑受賞者
 大島快               賞金50万円 
 Aira            賞金50万円 
 Marek Slavíkb   日本賞

Berliner Liste 会場



ご祝辞授賞式挨拶
在ドイツ日本国大使館

岩間 公典公使

授賞式挨拶

TERADA PRIZE

代表 寺田 琳

授賞式挨拶

ベルリナーリステ

ゴルツ総ディレクター



●  審査員

ペーター フンケ哲学博士

ベルリナーリステ

総キュレーター

シュテファン マリア  ローター

ベルリナーリステ

フォトキュレーター

ギヨム トゥロタン

ベルリナーリステ

ストリートアートキュレーター

ユルゲン ゴルツ

ベルリナーリステ

総ディレクター



●  審査対象アーティスト

  Berliner Liste 2016

  特設会場 Japanese Young Artist Group 展示アーティスト115名

 

●  メディア・報道(抜粋)

  ベルリナーリステ 公式サイト
    アートサイト
    ワイドウォールズ
    ワイドウォールズ Aira の記事
    共同通信ニュース 2016年09月17 日
    武蔵野美術大学ニュース 2016年09月26 日


👑 TERADA賞受賞者 Kai Oshima

BOX  Foto 594 x 841mm  Box 縦 横 奥行 500㎜


経 歴
 1992 新潟県新潟市生まれ
 2013 新潟県美術展覧会 入賞
 2015 武蔵野美術大学 卒業・終了制作展 優秀賞受賞
 2016 TERADA賞受賞

受賞者より

この度は、アートフェアへの出展の機会、またTERADA賞の受賞共に本当に感謝しております。受賞に関しましては驚きと喜びで一杯です。寺田さんのおっしゃってくださいました言葉、チャンスはどこにあるのかわからない、というのを今心から実感している次第です。本当にありがとうございます。又、受賞後にはギャラリーからの招待個展のお誘いを受けたり、作品を購入して頂いたりしました。現在、ベルリンの芸術大学の一次審査に合格し、二次試験に向けて準備中です。こうやって次の活動に繋がっていったのも受賞という機会を与えて頂いたからです。心からお礼申し上げます。

2016年12月 大島 快

審査員より
大島快のスカルプチャー作品"my daily things" や"my favourites things"は彼女の芸術懇望を具体的なフォームで反映しており、大島快の目的である日常の生活状況を意識的に明確に表す事に成功している。少ない数のオブジェクト-立方体と長方形の箱に圧縮されている-で、最終的には自分の現実とアイデンティティを端的な形で表現している。

ペーターフンケ哲学博士 ベルリン   2016年9月20日


👑 TERADA賞受賞者 Aira

                                       Grape3  watercolor on paper 91x91cm


経 歴

 1982  韓国ソウル生まれ 
 2008  世宗大学(韓国)芸術学科絵画科卒
 2013  TAGBOAT AWARD受賞
 2014  The Fountain Art Fair 2014 NY参加
 2015  個展 White Plants 東京都銀座GALLERY ART POINT
 2016  TERADA賞受賞 アートフェア ベルリナーリステ
       Aira website

受賞者より

今回の受賞の知らせを受け、うれしさと驚きと、そして、制作意欲が湧き上がるのを強く感じます。美大を卒業後、本格的に活動を初めて4年になります。4歳の頃から絵を描き始めたものの、美大時代はやや絵から距離を置いて過ごしましたが、その間の旅や出会いなどの経験から得たものは無駄になることなく、今の作品づくりにつながっていると思います。多くの美大生や、プロを目指す若手画家の脱落と挫折を見ていると、自分も諦めそうになったり、モチベーションを維持することが困難になる時もありましたけれども、諦めず作りつづけてきた甲斐がありました。今回頂いたチャンスを最大限活かし更にがんばります。本当にありがとうございました。

2016年09月   Aira                                                                     

審査員より

Airaの受賞作品は「落」をテーマにしたシリーズの一作品である。雨、水玉、水滴、そして四季から読み取れる自然界の法則を「落」と捉え、そこに美を与えて表現されている。この画家が「落」の中に見出すのは、死ではなく生命である。Airaという画家のインスピレーションの泉は包括的な生命の法則が秘められた自然である。

ペーターフンケ  ベルリン 2016年9月20日 


👑 日本賞 受賞者 Marek Slavík

経 歴

 1982  チェコ共和国生まれ
 2002  プラハVaclav Hollar芸術∙グラフィックデザイン高等学校卒
 2008  プラハ美造形美術大学 古典油画学科Zdenek Beran教授 クラス卒
 2007  個展 フランクフルト アートギャラリー, ドイツ
 2013  個展 “IMAGINATION”  トルトノフ ギャラリー, チェコ
 2015  “チェコ イン ロサンゼルス,” アレックス アート ギャラリー, ロサンゼルス
 2016  TERADA PRIZE 日本賞受賞, ドイツ
           Marek Slavík website

審査員より

Marek Slavikの作品をベルリナーリステの展示場で見た時、まず若いアーティストか、それともすでに熟達しているアーティストか、そこに興味を持った。それくらい画面構成がしっかりしていたからである。その時はその位の印象で別のブースへ移った。次の日二度目に彼の作品の前に来た時、ひげ面の若者が居たので「この作品は君のか」と声をかけると「そうだ」と言うので、「なかなか良い」と私は言った。彼の作品の最も感心するところは基本が可成りしっかり出来ているところである。得てして最近の若いアーティストにはそのしっかりした基本というのが欠けている。そういう作品は一見した強さとは逆に崖がくずれていくように儚い。
今のアートの基本とは、となると大変難しい。難しくしている原因はアートが多様化していることである。ファインアートであれば、人物や物体の描写力であるが、現代アートにおける基本を一括りには出来ない。一例を上げると、ステラの作品の基本は幾何学図形のバランスにある。このように一人一人現代アートアーティストを上げていくと、その基本が微妙に違う。
現代アートと言われてもう70年になるが、現代アートもどんなアートも重要なのは、そのアーティストが基本を重視して基本と融合してきたか。である。私たちはその点をしっかり見て現代アートとつきあう必要がある。
Marek Slavikは基本がしっかりしている。彼の未来には期待が出来る。

寺田琳 2016年10月05日